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INTERVIEW

リバティシップが、ずっと思い描いていた生き方だった

三樹正明 / 

これまでのキャリアを、アパレル業界一筋で過ごしてきた三樹(みつぎ)さん。リバティシップは、彼にとって初めての異業種への転職となりました。長く過ごしたアパレル業界から、キャリアチェンジを決断した理由はどこにあったのでしょうか。お話を伺いました。

ーまずは、これまでのキャリアから聞かせてください

三樹:宮崎の高校を卒業後、海外への短期留学を経て、憧れだったアパレル業界に飛び込みました。はじめはアルバイトからスタートして、何度か転職はしましたが、業種はアパレル一筋で働いてきました。20代の前半からなので、18年間はアパレル業界で過ごしたことになります。

2017年に当時在籍していた会社の転勤で、宮崎に帰省しました。そこからはずっと宮崎で暮らしていて、2022年の9月からリバティシップで働きはじめました。

ー長くアパレル業界で過ごしてこられたそうですが、リバティシップへ転職した経緯を教えてください

三樹:少し時間をさかのぼりますが、30代を迎えた2010年頃にスローライフへの憧れがあり、宮崎に戻って小さな古着屋を立ち上げました。ただ、当時は結婚のタイミングもあって、家族を支えるためにも収入が安定した仕事を選ぼうと考え、お店を畳んで県外のアパレル企業に就職しました。

それから5年程経った頃、書店で偶然手に取ったカルチャー誌に青島ビーチパークが紹介されていたんです。宮崎にも新しいシーンが生まれていると衝撃を受け、あらためて宮崎を強く意識するようになりました。偶然とはおもしろいもので、その直後の2017年に宮崎への転勤の話が舞い込んできました。なにか運命めいた繋がりを感じながら再度宮崎での生活がスタートしました。

宮崎で前職の仕事をしながら、一方で漠然と新しい挑戦をしたいと考えていました。とくに地元企業の情報を探していたのですが、そこで見つけたのがリバティシップでした。サイトを見ていると、自分が当時やりたかったことやカルチャーの分野を、事業として全部やっている会社でした。直感的に「これだ!」と感じましたね。自分がずっと思い描いていた生き方を実現できる環境だなと。

とはいえ、アパレル業界でしか働いた経験がない人材を採用してもらえるのか、不安があったのも事実です。それでも、ずっとリバティシップの存在が頭から離れず、「ダメ元でも挑戦してみよう」と考え応募しました。幸いにも採用していただき、現在にいたっています。

ー実際にリバティシップで働きはじめて、印象はいかがですか?

三樹:最初に感じたのは、仕事のスピードの早さですね。未経験の業種という理由もありますが、リバティシップは業務のスピード感が早く、求められるレベルも高いと感じました。これは揚松さんからかけられた言葉ですが、「ただ仕事をやるだけでなく、きちんとゴールを逆算して取り組んでいく」という意識が強く求められる環境です。

入社して3ヵ月、失敗もしながら、さまざまな経験をさせてもらっています。今は少しずつリバティシップという企業の考え方や方向性を理解しはじめた段階です。

ーリバティシップの考え方や方向性を具体的に言葉にすると、どのようなものでしょうか?

三樹:「新しい体験や価値を創造して、世の中に届けること」だと感じています。創造という言葉は社内のMTGでもよく出てくる言葉ですが、まさにリバティシップは新しい価値を創り出していく場所だなと。

入社後にこんな経験がありました。とある案件で、業務を外注してはどうかと揚松さんに相談をしました。前職までのキャリアでは、外部に委託することが多い分野だったからです。そのときに揚松さんから「普通なら外注する部分ですが、そこを自分たちでやるのがリバティシップです」と返答をもらいました。その言葉にとても腹落ちしたというか、リバティシップはないものを生み出していく、創り出していく場なんだと感じました。

これから業務に取り組む中で、そうしたリバティシップイズムへの理解の深さや精度を身に付けていきたいですね。

ー最後に、これからの展望を聞かせてください

三樹:まずは、自分が担当しているONE SAUNAの魅力をより伝えるために、サウナに関する知識をもっと深めていきたいです。自分でインプットするだけでなく、お客様と積極的に接点を持ちながら、現場でもノウハウを身に付けていきたいと思っています。

それから今は漠然としたイメージだけですが、自分でも新しい価値を生み出し、それをビジネスにまで発展させたいと思っています。リバティシップイズムである「創造」を、自分一人でも生み出せるように、この環境で成長していきたいですね。

三樹さんは長年アパレル業界で働いてきたとあって、異業種であるリバティシップでは業務の進め方やスピード感など、トンマナの違いに戸惑いを覚えたといいます。それでも、リバティシップは自分自身が成長できる最適な場所だと語ってくれました。

転職やキャリアアップの場面では、新たな環境ややり方に戸惑いを覚えることも少なくありません。しかし、そうした環境にこそ、自身を成長させるための「負荷」が存在します。「大変なことは成長痛」だと話す三樹さん。まるで筋トレのように負荷をかけることが成長に繋がると理解しているのは、彼の強みではないでしょうか。

Author. 三樹正明 /