Libertyship(リバティシップ)のパートナーとしてSEMコンサルタントを務める岡園さん。企業から独立しフリーランスに挑戦した経緯や、リバティシップのパートナーとして働く魅力についてお話いただきました。
選択肢の1つにフリーランスがあった
ーリバティシップにジョインして2年と伺いましたが、まずはなぜフリーランスという働き方を選んだのかお聞かせください。
岡園:前職では企業で広告運用の仕事をしていました。さまざまな案件や事業に携わる中で、よりお客さんに寄り添い・向き合うために自分なりの武器を作っていきたいと考えました。そこで、一度会社という「屋根」に守られている環境を離れたときに、自分はどうなるのだろう?という気持ちも含めて、一度フリーランスというスタイルに挑戦してみようと考えました。
フリーランスを目指したというよりも、選択肢の1つにフリーランスがあったというイメージですね。実際、就職活動も並行して取り組んでいましたし、自分が働きたい環境があればそこでお世話になろうという気持ちもありました。
ただ最終的には、フリーランスにトライしてみようというチョイスを選びました。
ーフリーランスとして働いてみて、困ったことや課題などはありましたか?
岡園:当初は、ほんとうに何から始めればよいのか分からなかったですね。とくに事務周りの部分は、契約書や請求書の作成1つとっても自分で作ったことはなかったので、戸惑うことばかりでしたね。ただ、先に独立されていた先輩のフリーランスの方に相談しながら、1つずつ解決していくことができました。
ー世の中の流れとして、フリーランスで働くためのツールが揃ってきた点も大きかったのではないですか?
岡園:そうですね。会計ソフトもクラウドで利用することができるので、ツールの機能を使うことでさまざまな業務をクリアすることができました。そうしたツールがなかったら、くじけていたかもしれません(笑)
仕事の部分も、クラウドベースで作業を完了できるので、その点もとても助かっています。広告のデータ共有や入稿、コミュニケーションにいたるまで、すべてPCとネット環境があれば完了することができます。
ーそういう点では、社会の環境がフリーランスとして働くことを後押ししているかもしれないですね。
岡園:その通りですね。働き方1つとってもまったく違う印象です。事務所を持つことや、経理担当の方を探すといったことが、ツールのおかげで手軽に解決することができる。フリーランスとして働くことへのハードルは、とても下がってきているように感じます。
ツールの存在だけでなく、フリーランスとして働く先輩方が増えていたことで、挑戦する上での不安を気軽に相談できる環境が整ってきた点も、背中を押してくれました。
専門性の高いフリーランスには適した場所
ー事務周り以外の営業の部分で困ったことはなかったですか?
岡園:前職の頃から副業でご一緒させていただいていた方々がいたとはいえ、そこからどうお仕事を広げていこうかという点は課題でした。ただ、その部分は、リバティシップでパートナーとしてタッグを組んでお仕事をさせていただく中で、仕事の幅が広がっていきました。本当にありがたかったですね。
ー具体的に、どんな部分がありがたいと感じましたか?
岡園:一緒に動いてくれる、働いてくれる方がいるという環境が心強かったですね。私は完全にフリーの立場だったので、相談に乗ってくれる相手やプロジェクトを一緒に進行してくれるメンバーが少なかったので、リバティシップの存在は本当に心強かったです。
リバティシップが、PM事業を軸にしていたことも大きかったと思います。専門家を上手くマネジメントするのが強みのリバティシップだからこそ、専門性の高いフリーランスには適した環境なのかなと。スペシャリストが上手く活躍できる土壌やチームが出来当たっている。だからお仕事をしていても、やり易さを感じましたね。
ーでは最後に、フリーランスを目指す人へのアドバイスや、リバティシップの良さについてお聞かせください。
岡園:与えられて動くのではなく、自分から手を上げることができる人には、フリーランスとして誰にでもチャンスはあると思います。とくにリバティシップには「これをやりたい」「一緒にやろう」と言える文化があります。困ったことがあれば、相談できる人たちが集まっている。そこはリバティシップの強みであり良さの1つだと感じています。
社会の環境やツールの進化で、フリーランスとして働く土壌は確実に広がっています。その上で、フリーランスが「個」として働くだけでなく「集団」として働くことも求められてきました。リバティシップという企業の在り方は、そんな社会のニーズを上手く取り込み、これからのフリーランスの在り方を先取りした先鋭的な場所と呼べるのかもしれません。