Libertyshipの社長室業務や採用関連を担当する石神さん。入社当初はこれまで経験のなかったリモートワークやツールを使ったコミュニケーションに戸惑いを感じたそうですが、あるきっかけから迷いを吹っ切ることができたと言います。
今回のインタビューでは、石神さんがLibertyshipに入社した経緯や、迷いを吹っ切るきっかけとなったエピソードを伺いました。
ー現在の業務内容とこれまでのキャリアを教えてください。
石神:現在は社長室で、Libertyship代表の揚松さんの業務サポートを中心に担当しています。人事や採用関係の処理、入社した方へのガイダンスやアテンドも担当しています。
私は鹿児島県の出身で、短大を卒業後に地元の旅行代理店に就職して、7年間窓口業務を担当しました。その後土木・建設会社に転職し、そこでは社長秘書業務を1年半務めていました。
ーLibertyshipにはどのような経緯で入社されたのでしょうか?
石神:もともと揚松さんの奥様とは友人の関係で、小さい頃に習っていたテニススクールや高校が同じという縁があり、ずっと交流がありました。私は2021年11月に宮崎に移住したのですが、移住したことを伝えたところ、「Libertyshipの業務を手伝ってみないか」と誘いを受けました。ちょうど仕事を探しているタイミングでしたし、前職での経験が活かせるのではと考え入社することにしました。
ー実際に入社してからの印象はいかがでしたか?
石神:Libertyshipでは揚松さん業務サポートがメインの仕事ですが、前職の社長秘書として学んだ経験が役立っていると感じています。
ただ、入社当初はリモートで働くことや、ツールを使ってコミュニケーションを取ることに戸惑いを感じていました。これまで働いてきた職場は、直接顔を見て会話したり、電話で声を聞いてコミュニケーションを取る業務が主流でした。表情や声色を聞いて、感情を読み取る場面も多かったです。
Libertyshipではリモートのメンバーも多く、チャットやSlackといったツールを活用して会話をするので、文章だけできちんとコミュニケーションを取るにはどうすればいいのか悩んだ時期もありました。
ただ、今ではこの働き方にも慣れてきましたし、文章がツール上にアーカイブとして残る便利さや、他のメンバーの業務やプロジェクトの進捗状況が把握できるといったメリットに気付くことができました。
ー働き方に慣れたとのことですが、なにかきっかけとなる出来事があったのでしょうか?
石神:揚松さんをはじめ、メンバーの方々から声かけをしてもらえたのは心強かったですね。入社当初はオフィスで揚松さんの横に座って、業務に関してのアドバイスやフォローをいただきました。メンバーの方たちからも文章でのコミュニケーションに縛られず、「もっと話していいよ」「質問や疑問があればどんどん聞いて」といった言葉をいただきました。
「みんなに頼っていいんだ」と気付いたときに自分の中の迷いや悩みを吹っ切ることができましたね。
Libertyshipにはさまざまなキャリアを持った人が集まっていて、仕事だけでなくプライベートな面でも刺激的な話を聞くことができます。なにか課題があれば、それを批判するのではなくどう解決するか、というカルチャーがある。人間関係の部分で、互いにリスペクトし合える雰囲気があるので、とても居心地が良いですね。
本来はリモート勤務でいいのに、ついついオフィスに足を運んでしまうのはそんな雰囲気に触れていたいからだと思います。
ーでは、これから働いていく上での展望を聞かせてください
石神:業務では採用の窓口を担当しているのですが、入社される方にとって採用は「最初にやり取りをする」存在です。私はLibertyshipはもちろん、前職でも採用担当の方にとてもよくしていただきました。その体験があったからこそ、「この職場で頑張ろう」とその都度思うことができました。
今度は自分が採用する側の立場になるので、そのときの恩返しをできればと思っています。Libertyshipで新たなキャリアをスタートする人に希望を抱いてもらえるように、しっかりケアしていきたいですね。
とくにこれからLibertyshipではさまざまな事業を展開していくので、この業種が未経験のメンバーも増えてくると思います。私がそうであったように、リモート勤務やツールへの適応など、最初は戸惑う場面も多いかもしれません。そんなときに、自分の経験が役立つのではと思っています。
新たにLibertyshipにジョインする人の架け橋となれるよう、自分の経験を還元していきたいですね。
Libertyshipには“旅するように働く”というVisionがあります。時間や場所に捉われず、好きな仲間と好きな仕事に取り組んでいく。一方で、このVisionを達成するには、リモートワークや各種ツールを使いこなすスキルが求められます。
石神さんはインタビューで、これまで未経験だったリモートワークやツールへの対応に戸惑いを覚えたと話してくれました。しかし、そうした戸惑いをしっかり受け止め、共に課題を解決してくれるLibertyshipのメンバーの存在が、悩みを吹っ切るきっかけになったといいます。
リモート環境やツールだけではなく、きちんと人と人の関係性を築きながら仕事に取り組める――「ついついオフィスに足を運んでしまう」と話す石神さんの言葉からは、Libertyshiに灯る“温もり”が感じられました。