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INTERVIEW

「仕事」と「遊び」の境目がない人と会いたい

揚松 晴也 / 

ONE SAUNAやTRIP BASEをはじめ、次々と新たな挑戦を続けているリバティシップ。

そんなリバティシップでは先頃、企業理念がより深掘りされたといいます。今回はその背景について揚松さんにお話をうかがいました。

好きを仕事にすることを諦めなくてよくなってきた

ーリバティシップでは最近、企業理念がより深掘りされてきたと伺いましたが、どのような変化があったのでしょうか?

揚松:リバティシップではこれまで「旅するように働く」というビジョンの元に仕事を進めながら、仲間を増やしていましたが、この1年でONE SAUNA(ワンサウナ)をはじめさまざまな事業が立ち上がっていく中で、その上位概念ともいえる価値観に共感してくれる仲間と一緒に働いていきたいと考えるようになりました。

では、その上位概念とは何か、と考えたときに「好きを仕事にしていく」、「仕事と遊びの境目がなく働ける」そんな仲間ががたくさん増えていけば良いなと考えるようになりました。

ー好きを仕事にしていくという考え方は、世の中のトレンドになっているように感じますが、なぜいま注目を集めているのでしょうか?

揚松:コロナ禍で社会が変化していく中で、おうち時間やどこでも働ける環境が整い、自分ができる仕事の幅が広がってきたように感じています。同時に、「好きなことを仕事にするって楽しいよね」と多くの人が気付き始めている。

その結果、好きを仕事にすることを諦めなくてよくなってきたことが、大きな理由にあるのではないでしょうか。

ー諦めなくてよくなった、という点は大きな理由になりそうですね。

揚松:そうですね。例えば、リバティシップでも社員より業務委託で一緒に仕事をしているメンバーが多いのは、そうした背景が影響している思っています。

本業である程度安定した収入を得ながら、一方で自分がワクワクすることに限られた時間・リソースを投下していくことに、取り組みやすくなってきたのではないでしょうか。

ライスワークとライフワークという言葉があるように、現実的には好きなことだけを仕事にして食べていけるのかという課題がこれまでありましたが、副業という働き方が当たり前になったことで、好きを仕事にすることを諦めなくて良くなったと思います。

ー一方で、まだまだ好きを仕事にすることを実現できている人は少ないような印象があるのですが、その理由はどこにあると思いますか?

揚松:好きを仕事にするという働き方で、一番分かりやすいのは事業を起こすということかと思います。ただ、事業を起こすことはとてもパワーがいることで、なかなか経験している人も少ない。

実際に0→1で起業しようとなると、失敗のリスクも大きいため、二の足を踏む人も多いのではないでしょうか。

ただ、副業という働き方が広がり、起業だけが選択肢ではなくなってきたました。自分の強みを、副業という形で仕事にすることができることは大きな変化だと思います。

リバティシップでは、PMや自社事業を通して、自分の強みを発揮しやすい環境が整っていると感じています。リバティシップという「船(=事業や案件)」があることで、仕事と遊びの境目なく働くことができるのは私たちの強みだと思います。

共通の価値観を持っている人が集まること

ーでは、リバティシップに参加する・ジョインするための条件として挙げられるものはありますか?

揚松:価値観が近い人という部分は、1つの条件になってくるのではないでしょうか。

例えば、共通の趣味があるということは価値観が近い1つの例かもしれません。その趣味が何であれ、共通項があることで想いや方向性を共有していければ、仕事をする上での意見のすり合わせやコミュニケーションを深めることができます。

そうした共通の価値観を持っている人が集まれば、すごく楽しい環境が整っていくのではないでしょうか。

ーリバティシップにとっての共通の価値観とはなんでしょうか?

揚松:仕事の側面では、プロフェッショナルであること。

仕事に対して、自分がどのような価値を発揮できるのか、しっかり持っていることは大事だと思います。

とはいえ、人それぞれ強みは違う訳ですから、そこを理解して互いにリスペクトできる、チームとして働くことを尊重できることは大切かと思います。プロフェッショナルが集まることで、一人では生み出せない価値を生み出せることを理解できるかどうかは、大きなポイントですね。

それから、最後までやり切れる人か、という部分も大事な要素です。

仕事以外の価値観でいえば、アウトドアやキャンプなどの趣味があると良いですね。リバティシップにはアウトドアやキャンプが好きなメンバーも多いですし、共通項が増えると思います。そういった遊びにも全力で取り組める価値観を持っている人には、リバティシップは楽しく働ける環境ではないでしょうか。

ーまさに仕事と遊びの境目がない人といえそうですね。

揚松:そうですね。リバティシップは大人のインターンも実施していますし、お試しでジョインすることができます。とりあえず副業の業務委託で働いてみて、カルチャーフィットするか試していただいても良いかと思います。

お互いのことを知ることがまず一歩目ですね。

かつては憧れの対象でしかなかった「好きを仕事にする」という働き方が、いまでは現実のものとなってきました。

副業の浸透やさまざまな環境が整ってきたことで、好きを仕事にすることを諦めなくて良くなったことは、人生の選択肢が広がることとイコール(=)といえます。

今回揚松さんが語ってくれた、「仕事の遊びの境目がない人と会いたい」という言葉も、こうした社会環境が整ったいまだからこそ、より意味を持ってきます。これからどんなメンバーが、新しくリバティシップという「船」に乗り込むのか、楽しみが尽きません。

Author. 揚松 晴也 /