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INTERVIEW

リバティシップは、仕事が遊び、遊びが仕事を実現できる場所

新本健太郎 / 

リバティシップでAOSHIMA BEACH PARKのプロジェクトをはじめとする、各プロデュース案件を務める新本さん。もともと愛知県で大手企業の社会人キャリアを積んできましたがリバティシップに転職し宮崎での移住生活を送っています。

今回はこれまでのキャリアやリバティシップへ転職を決めた理由について、お話をうかがいました。

ーまずはこれまでのキャリアを教えてください

新本:沖縄県の生まれで、大学を卒業するまで地元で育ちました。大学在学中にはアメリカのネバダ州へ交換留学をし国際ビジネスについて学びました。

留学経験がきっかけとなり、地元を飛び出して新たなフィールドで働いてみたいと考えるようになり、就職活動を実施。就活中は「発展途上国をより持続可能な方向で開発できるような規模があるインフラ事業系」「大企業の組織で成長する」という2つの目的を掲げ、最終的に海外各地域・日本全国に拠点がある三菱電機に入社しました。

前職では約8年間働いていたのですが、在職中は工場のマネジメントや、プロダクトマーケティングとして企画や戦略、営業企画など幅広い業務を任されました。求められるレベルも高く、一緒に働く社員も優秀な人が多かったので、刺激的な日々を過ごせました。

ー転職を決断したきっかけを聞かせてください

新本:転職を考えた理由は大きく3つです。

一つは30歳を迎えるタイミングで、自分のスキルが社会で通用するのかチャレンジしてみたくなりました。約8年働き、ある程度の業務やトラブルには難なく対応できるようになったと感じる一方で、これは果たして“個人スキル”が成長したのか、それとも“社内スキル”が身に付いただけなのか疑問を持つようになりました。大きな企業での仕事は、大規模なプロジェクトや名のある企業に関われますが、どうしても組織の歯車としての役割を求められます。30代を迎えるタイミングで、一度個人でチャレンジして今の自分のスキルを客観視したいと考えました。

二つ目は仕事と遊びの垣根をなくした生活を送ってみたいと考えたことです。もともと仕事だけでなく、サーフィン・旅・農業の3つを大切にしながらライフスタイルを築きたいと考えていました。ちょうどコロナ禍で前職がリモートワークを採用したタイミングで、愛知県の有名なサーフスポットの近くへ移住。そこで仕事と遊びの垣根をなくした生活を目指したのですが、どうしても大きな企業に属した状態では限界があると感じました。そこで「仕事が遊び、遊びが仕事」を実現できるワークスタイルを実現したいと考え、転職をしました。

それから、自分には以前から「イケてる仲間と共に、イケてる風景とカルチャーを未来に残す。これを好きな場所で実現したい」というビジョンがあります。イケてる風景には、お客様の顔が見えるという意味も込められています。これは前職で働いていたときの経験が影響していて、メーカーという立場柄、お客様の顔が見えにくいと感じていました。たとえば店舗のように「ありがとう」の距離がすぐ近くにある環境で働いてみたいなと。それを刺激や信頼しあえる仲間と共に生み出し、ひとつのカルチャーとして残していければ幸せだと考えていました。これが転職を考えた三つ目の理由です。

ー退職後にリバティシップへ入社しましたが、その前段階でオーストラリアを訪れたそうですね

新本:退職後は“卒業旅行”と名付けて、2ヶ月ほどオーストラリアで旅をしていました。ちょうどワーキングホリデーが利用できるラストチャンスが近づいていたので、現地の下見を兼ねて旅行をしていました。

旅行後は現地の環境を気に入ったので、ワーキングホリデーを利用してオーストラリアで暮らしたのちに、その経験を沖縄に持ち帰って小規模の事業を展開しようとイメージしていました。具体的にはオーストラリアの海岸線に佇むカフェが理想的で、その場所がコミュニティとしての価値を持つような風景を実現したいなと。

ただ自分には飲食店で働いた経験がなく、しっかり現地での学びを深めるためには日本で半年ほどカフェで経験を積んでからワーキングホリデーを利用しようと考えました。

そこで、リバティシップの揚松さんと宮原さんに、リバティシップが運営しているuminoieでカフェ経験を積ませていただけないかという相談をしました。

ーリバティシップとは以前から面識があったのですか?

新本:リバティシップの代表である揚松さん、宮原さんとはオンラインコミュニティの『ハミダシ学園』がきっかけで交流がありました。サーフトリップで宮崎や青島を訪れた経験もあり、リバティシップの存在だけでなく現地のロケーションや環境も知っていました。

その後揚松さんと話をして、uminoieだけでなく、AOSHIMA BEACH PARKやその他プロジェクトにも参加しないかとお誘いをいただき、最終的には正社員として働くことになりました。

正社員として採用されましたが、リバティシップで本腰を入れて働いてみようと考えたのはなぜですか

新本:前職でプロジェクトマネジメントを経験していたので、その経験を活かせる領域が多かったのがきっかけです。

そうして働いていると、次第に自分が目指しているビジョンは、リバティシップでも実現できるのではと考えるようになりました。「イケてる仲間と共に、イケてる風景とカルチャーを未来に残す」という想いは、リバティシップのビジョンやプロジェクトとも合致すると考えました。

ー最後に、リバティシップで働きたいと考える方にメッセージをお願いできますか。ここで働くにはどんな姿勢が求められるのでしょうか。

新本:リバティシップは好きな仲間と好きな場所で働けるフィールドだと感じています。「仕事が遊び、遊びが仕事」を実現できる場所だなと。ONとOFFの垣根がないワークスタイルやライフスタイルを目指す人にとっては、魅力的な環境です。

同時に、プロとして遊ぶ姿勢が求められます。ただエンジョイしたいという気持ちではなく、主体的に行動し、プロとしてプロジェクトに取り組んでいく意識が必要です。自由を得るには責任が伴うわけですが、「遊びのレベルは高い」と言えるのではないでしょうか。

ワークスタイルやライフスタイルが多様化し、個人でも行動力とビジョンがあればそれを実現できる時代が訪れています。しかし社会のニーズは高まっても、それを受け入れる受け皿はまだまだ少ないのが現実です。とくに地方で「仕事が遊び、遊びが仕事」を叶えられる環境は限られており、海外に環境を求める人も少なくありません。

その点リバティシップは宮崎という地方にありながら、高いレベルで切磋琢磨し合える環境とプロジェクト、そして自由なワークスタイルやライフスタイルを実現できるフィールドが用意されています。

新本さんがそうであったように、リバティシップには海外経験があるメンバーが多く揃っていますが、これは行動力とビジョンを持った人にとってリバティシップが魅力的な企業である証と言えるかもしれません。

Author. 新本健太郎 /