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INTERVIEW

思いっきり働きたい。そんな想いでリバティシップにジョインしました

甲斐ともみ / 

2022年9月からリバティシップのメンバーに加わった甲斐さん。現在はONE SAUNAの生産管理や営業担当として活躍していますが、どんな経緯でリバティシップにジョインしたのでしょうか。これまでのキャリアや、実際に働いてみた感想について伺いました。

ーまずはこれまでのキャリアから聞かせてください

甲斐:幼少期から海外に興味があり、高校時代は英語や海外文化について専門的に学びました。高校卒業後は他言語や異文化について実際に自分の目で見たいと考え、単身でドイツに留学し、1年半を過ごしました。現地でたくさんの人々に出会い、さまざまな体験をする中で、ワークスタイルやライフスタイルについて考えをめぐらす機会も多かったですね。そうした経験から「好きな場所で、好きな仕事ができる環境を作りたい」と考えるようになりました。

帰国後もフレキシブルな働き方を採用している企業を探したのですが、当時はそうした企業がまだ少なかったです。そこで「まずは、自分がやりたい仕事からはじめよう」と考え、書店に就職しました。書店では接客業務を中心に担当していたのですが、次第に接客についてより深く学びたいと考え、外資系ブランドに転職し接客を磨きました。その後コロナパンデミックにより対面での接客が難しくなったのですが、「対面が難しいならオンラインでお客様を接客しよう」と考え、オンラインでのカスタマーサポートに従事できる企業に転職しました。

ー目的意識を持って、その都度キャリアを選んできたんですね。その後リバティシップにジョインされますが、どのような経緯で入社されたのですか?

甲斐:リバティシップの存在は、入社する1年以上前から知っていました。リバティシップが運営するカフェ・uminoieのオープン時にお手伝いしたりと交流もありました。

当時在籍していた企業は、本当に素晴らしい会社で、メンバーとの関係性を含め居心地が良い環境でした。一方で、大きな会社ゆえに業務が仕組み化されており、自分の未来をイメージしにくいと感じていました。自分が目指す「好きな場所で、好きな仕事ができる環境を作りたい」という想いを達成できるのか、という部分に葛藤を抱えていたんです。既存の枠組みに捉われず、思いっきり働きたいなと。

そんな想いをリバティシップの揚松さんに話すうちに、この会社なら自分の目指すスタイルを達成できるのではと考えるようになりました。これまでのキャリアでは比較的大きな組織で働いてきたので、あえてベンチャーという成長途中にある企業に飛び込んでチャレンジしてみたいと考えました。

ー自分の目指すライフスタイルやワークスタイルに対して、いい意味での欲が生まれた訳ですね。実際に入社してからの印象はいかがですか。思いっきり働けていますか?

甲斐:思いっきり働けています(笑)

ただ入社当時は初めてのベンチャーという組織で、コミュニケーションの取り方や仕事の進め方に戸惑う部分がありました。とくに意思決定や業務のスピード感がとても早いので、今でも必死に喰らつく毎日です。

サウナ事業は公衆浴場法をはじめとした許可申請や、行政や保健所とのやり取りも多い分野です。まったく経験のない中で取り組んでいたので、悩むことも多々ありました。それでも、揚松さんをはじめメンバーの方々にサポートしてもらいながら、一つ一つ乗り越えていっています。

リバティシップはプロフェッショナルなメンバーが集まっているので、自分の未熟さを痛感する場面もあります。ただ、そこは経験していくしかない。積み重ねを繰り返していく中で、もっと成長していければと思っています。

ーではこれからの展望について聞かせてください

甲斐:私は大変なことを乗り越えていくからこそ、見える景色があると思っています。入社してすぐに携わった「THE DROP FESTIVAL」では、ゼロから立ち上げていった企画が完成形になる瞬間に立ち会えました。その過程には大変なことがたくさんありましたが、その分達成感も格別でした。

これからの人生でも“大変=楽しい”という自分の中の方程式を作っていきたいと思っています。楽しいだけでは成長できません。ただ大変だから楽しくない訳じゃない。大変と楽しいがイコールで結ばれれば、成長と喜びを両立できると思っています。

ドイツに留学したときも、英語は多少話せたもののドイツ語はまったく話せない状態からスタートしました。最初は大変でも、必死にコミュニケーションを取っていく中で、次第に意思疎通ができました。互いの想いをシェアできるようになると、海外でしか得られない新しい価値観に出会えます。その瞬間は貴重で、本当に楽しいものです。きっとそのときの経験が、私の中に強く残っているのだと思います。

ー海外をまた訪れたいのでは?

甲斐:そうですね。ぜひ将来はヨーロッパに戻って、また新しい価値観に触れたいです。それから、ヨーロッパは私の大好きなサウナの本場です。ONE SAUNAの仕事を担当しているからこそ、新たな視点でサウナに接していける気がします。現地のサウナ事情を吸収して、ONE SAUNAのブランドに還元したいですね。いつかは、ONE SAUNAをヨーロッパで展開できたら素晴らしい。そんな夢も膨らみますね。

甲斐さんは、留学経験から現在にいたるまで、目的意識を持ってキャリアの歩みを進めています。とくにリバティシップへの転職は、大きな組織からあえてベンチャー企業へ飛び込む思い切った一歩でした。「”大変=楽しい”という方程式を作りたい」と話す、甲斐さんらしい選択です。

インタビューでは、「プロフェッショナルなメンバーが集まっているので、自分の未熟さを痛感する」という言葉も印象的でした。未熟さを客観視できるのは、成長へのモチベーションをしっかり抱いているからこそ。リバティシップは互いを尊重し、刺激し合えるメンバーがそろっています。そうした環境が甲斐さんの成長を後押ししてくれるはずです。

Author. 甲斐ともみ /