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INTERVIEW

リバティシップは「やりたいことをやっていいよ」と背中を押してくれた場所

岩澤きらら / 

新たにリバティシップのメンバーに加わった岩澤さん。幼い頃から英語が身近にある環境で育った経験から、もっと英語を身近に学べる機会を生み出したいといいます。

そんな彼女がリバティシップに入社したのはなぜだったのでしょうか。これまでのキャリアや入社までの経緯、英語を軸にした将来への展望について伺いました。

ーまずは岩澤さんのこれまでのキャリアから聞かせてください

岩澤:「何もできなくていいから英語が喋れる人になって欲しい」という母の教育方針から、市内のインターナショナル幼稚園に3歳から通っていました。その経験から学生時代も英語へ強く興味を持ち、高校ではアメリカの州立大学に1年間留学。高校を卒業後も名古屋外国語大学に進学して、1ヶ月の短期留学や7ヶ月の学部留学を経験するなど、英語を身近に感じる環境で育ってきました。

大学卒業後は宮崎にUターンして、市内の英会話スクールで英会話講師として働きました。一度退職しワーキングホリデーでオーストラリアへ渡る予定だったのですが、コロナ禍で断念。再度英会話スクールで働いてから、大手の外資系IT企業に転職しました。

ー外資系企業に入社後は葛藤を抱えたとか?

岩澤:はい。入社直後から「私がやりたいこと」とのギャップに葛藤を抱え、深く悩む日々を過ごしました。

英会話スクールには合計3年半勤務し、2歳児から高校3年生まで幅広い年齢を対象にしていました。その間、生徒達やご両親の生の声に触れるにつれ、日本の英語教育への疑問や不安を募らせていました。私は母の教育方針のおかげで幼い頃から英語を“道具”として使える人間になれましたが、そもそも生まれた環境や巡り合わせで英語が習得できないのはおかしいなと。「恵まれていないと英語を習得できないのか」という課題意識を強く持っていました。

外資系企業に入社後も、「本当にやりたいことは、そうした課題意識に向き合い解決していくことでは」と自問自答する日々が続いたんです。このままモヤモヤとした気持ちを抱えて働くのは難しいと考え、研修期間の3ヵ月が終了したタイミングで退職しました。

ーその後、リバティシップへ入社しますがきっかけを教えてください

岩澤:自問自答の日々を過ごしていた頃、私自身と向き合う時間を作るために青島を訪れるようになりました。約1年ぶりの青島には新しい店舗ができていて、ふらりと立ち寄ったのがリバティシップが運営するuminoieです。そこで出会ったのが、リバティシップメンバーの靜勢さん。彼女の作ったキャラメルマキアートの味と人柄に触れて、すぐに惹かれるものを感じました。

何度も訪れ仲良くなるうちに、リバティシップという会社について教えてもらいました。会社のビジョンやメンバーの話を聞く度にどんどん興味が湧き、揚松さんと話す機会を設けてもらいました。

揚松さんに私自身の英語への想いやビジョン、将来への希望を語ったところ、「いつからスタートしますか?」とその場でオファーをいただきました。私にとっては願ってもないチャンスです。その場でお願いして入社を決意しました。

ー実際に入社してからの印象はいかがですか?

岩澤:リバティシップのメンバーは1人ひとりの個性やスキルが際立っています。経験あるメンバーが集まり同じ場所でなにかを生み出す「クリエイティブの塊」だと感じました。1から100を創り出すのではなく、0から1を生み出すメンバーが揃っているなと。

本当に毎日が学ぶことばかりで、刺激的な日々を過ごしています。とくに“人”の部分には強く惹かれるものがあり、話していてもいろいろな経験や引き出しが多いメンバーが揃っています。

その分、求められるスキルやレベルも高いと感じています。私は新規事業部門を担当していますが、まだまだプロジェクトを形にできずにいます。メンバーからのサポートを受ける場面も多いですが、学びをしっかり自分のものにして、早く会社に貢献できる人材になりたいですね。

ー岩澤さんのお話からは、英語に対しての情熱や思い入れの強さを感じます。実際に英語が話せる大切さをどこに感じていますか?

岩澤:“幅”が広がる点ですね。

英語が話せるだけで、日本以外の国で働くという選択の幅が生まれます。文化やその国の歴史に触れれば、人間性や価値観の幅が広がります。自分の人生やキャリアを考えるときに、英語を話せるというだけで一気に世界が広がる。私は、広い視野で物事を判断できる幸せや大切さを、実体験や英会話講師としての経験から感じてきました。

まだまだ日本では英語を習得する機会が手軽とはいえません。それがとてももどかしいですし、どうにか変えていかなればと考えています。

ーそうした課題意識を、リバティシップでの新規事業につなげていけそうですね。現在の構想だけでも伺えますか?

岩澤:家庭向けの英語コンサルタント事業を運営できればと考えています。近年都市圏では英語コンサルタントが人気で、「3ヶ月で一定水準の英会話を話せる」といったサービスも登場しています。

私が考えているのは、より個人にパーソナライズ化した英語コンサルタントが実現できないかなと。ただ英語を学ぶ・話すだけでなく、その人のマインドまで変えるような事業を創造できればと思っています。

たとえば、生徒本人はなぜ英語を学びたいのか、英語を学んだ先にどんな未来を思い描いているのか。あるいは、ご両親はどんな意思を持って英語を学ばせたいのか。そんな人生や価値観に寄り添ったサービスが提供できれば、人生に“幅”を与えられると考えています。

ー最後に、リバティシップという会社を紹介するとしたら、どんな人に紹介したいですか

岩澤:私にとってリバティシップは「やりたいことをやっていいよ」と背中を押してくれた場所でした。私が抱いていた葛藤や課題意識を受け止め、自由にやってごらんと後押ししてくれたのがリバティシップです。

ついつい「日本だから」「人の目が気になるから」と足を踏み出せずに悩んでいる人は多いと思います。そんな人にはぜひリバティシップを紹介したいです。自分がやりたい夢や希望、目標がある人に、「こんな場所があるんだよ」と教えてあげたいですね。

岩澤さんが話すように、日本人にとって英語の習得はまだまだ身近なものではありません。学校教育から卒業した途端に英語から離れてしまう人がほとんどです。一方で、これだけ世界の距離が近くなったグローバル化の時代において、英語というツールは人生やキャリアを大きく変える価値を持っています。

リバティシップには留学経験や海外経験が豊富なメンバーが少なくありません。互いを尊重し認めあう社風には、多様な文化や価値観に触れてきた経験が生かされています。

メンバーとして加わった岩澤さんの存在も、リバティシップに新たな刺激を与えてくれるはずです。

Author. 岩澤きらら /